各所のGoogle Chrome OSに関するニュースを読んでいて、TechCrunch日本語版の「GoogleがMicrosoftに核爆弾を投下, その名はChrome OS」を見つけた。この記事には核実験の写真が貼られていて、これだけでも趣味の悪い写真の選択だと思ったのだが、続く「GoogleのChrome OS爆撃がAppleに殆ど影響を与えない理由」という記事ではなんと長崎原爆の写真が使われている。

「攻撃」や「爆弾」を表現したいのなら、他にいくらでも方法があると思うが、核実験の写真ならまだしも多くの人命を奪った実戦での核爆発の写真を使うとは、いくらなんでも無神経すぎると思う。だが、多くの米国人にとって核兵器は「威力の大きな爆弾」くらいの認識でしかないのだろう。残念ながら。

また、このような記事をそのまま翻訳し、日本の読者に向けて発信するTechCrunch日本語版スタッフも無神経だと思う。翻訳の際に図版の削除や差し替えはしない等の取り決めがあるのかもしれないが、彼らはこの記事の掲載に何の疑問も抱かなかったのだろうか?

別にややこしい話をするつもりはない。もし、これが逆の立場だったらどうだろう?日本のサイトに「GoogleがMicrosoftを攻撃」といった記事があり、それに真珠湾攻撃や911のWTCビルの写真が使われていたとしたら?それを英語に翻訳して米国の読者に向けて発信しただろうか?

TechCrunch日本語版の無神経さ: 田中俊光のblog (via yuco

)

でも日本人も海外の(特に一神教系の)宗教に対する侮辱となるような表現を無神経に使ってるよね。向こうの人にとってはそれって原爆ごときの比じゃないとんでもないタブーなんだけど(最近の日本人は人命を最高価値と考えがちだけど他の文化圏では人命より重要視される価値が結構いろいろある)。まあ文化の違いってのは難しい。

(via raurublock)

(via tiga)

Google AdSense